いろいろありすぎた週末
このまとまった時間を使って、来年度に向けての準備をしようと、自宅の家庭内サーバーのメンテナンスをしようと思った。
玄箱HGにDebianを入れて使っているのだが、カーネルもディストリビューションも、そろそろ新しいやつにしようかと常々考えていた。
来年度からこのサーバーにhttpやsvnを入れたりMySQLかFirebirdを入れてデーターベースプログラムの実験もしたい。
今は閉じた家庭内LANで動いているが外ともつないでみたいので、だだ漏れパスワードでなくてきちんと暗号化したりもしておきたいし・・・telnetではなくてsshとか…。
まぁやりたいことがいろいろあるが、SMBで取り扱ってるフォルダがあるので、その中と、IMAPのメール内容くらいはバックアップしてからいじらないと悲惨なことになりかねない…。
ということで今回は週末のバックアップ奮戦記(つまり覚え書き)です。
さて、現状なのだが…。
玄箱HGに入れた120GBのハードディスクは80%くらい消費している。
SMBで取り扱っているフォルダには大容量の動画が多数、しかも同じ内容なのにいろいろなフォーマットで存在していたり、エンコード実験で素AVIに展開された動画などがそのまま残ってたりする…。
あとはPoserのデータが大量にある。
圧縮されているものの最近のデータはテクスチャデータは結構ハイレゾだしポリゴンデータだってかなりの頂点数のものを取り扱っている。
IMAPサーバーで管理しているメールデータも12、3年前のメールとか平気であったりするし添付ファイルもそのままだったりするので、容量もそれなりにあるのではないだろうか…。
当時はこんなに何に使うんだ?一生使い切れねー…と信じて疑っていなかった120GBのハードディスクはDebianとこれらのデータで枯渇の危機ほどではないものの、整理しなきゃね…という程度にはなっているわけだ。
こんな大量のデータどこにバックアップしたらいいんだ?と第1の問題。
玄箱HGにはUSBポートがあるから外部大容量USBストレージに保存という手がある。
…しかし我が家には120GB越えのそんなものはなく、今はお金を使いたくない…
年度が変わるとと必要なものがてんこ盛りであらわれるからだ。
※今のところはずせないのがモンハンP2Gと仕事用WindowsXPに入っているノートン大先生の更新
そこで今回思いついたのはメインディスクトップのハードディスクだ。
メインディスクトップのハードディスクは入れ替えが可能だ。
現在5個のハードディスクがあって、メインディスクトップマシンには2つのハードディスクを入れて使うことができる。
現在
- WindowsXP作業用(ノートン大先生はこれに入っている。仕事用40GB)
- WindowsXPゲーム用(セキュリティ系や常駐物のないWindowsゲーム用40GB)
- 昔はWindows2000、今はLinux(Fedora系だったと思う)
(今後Debian…と思っている実験用 …確か20GBくらい) - Windows系共用データドライブ(セカンダリに入れて使ういわゆるデータ用80GB)
- 1.が枯渇してきたので導入(今後の作業用300GBくらい)
の5つのハードディスクを入れ替えて使っている。
3.のハードディスクを使用していないので本当ならこれがいいのだが…20GB OTL
この中じゃ~5.しかない。
当時1.が枯渇して、もうアプリが入れらんねーとゲームやら一時的に必要だったアプリやらTMPやら一時ファイルやらとにかく手当たり次第に消し、マイドキュメントフォルダに入れてあったくずファイルを消し、必要なものはデータドライブへ整理して入れ、それでも2桁GBもあかない状況に今後の不安を覚えた時、秋葉原で当時普通に使われているスペックのそのとき買いごろのハードディスクを購入したら、あほか…300GBって…なにそれ?と寒い目で購入したあれがこんな時に役に立つとは…。
そう思いついて確認したとき、5.にはWindowsXPが入って必要なプログラミング環境とか歴代のPoserやCarraraが入った状態で280GB相当空いていた。
よし、こいつにバックアップをとろう。
次はバックアップの方法だ。
サーバーのメンテが終わった後も、サーバーのバックアップは定期的にとっていきたい。
ただしシステムのバックアップはとっておかなくていい。
- SMBや今後取り扱うかわからないがWebDAV等の共有ディレクトリの内容
- IMAPメール
- 今後取り扱うsvnのリポジトリ
- 今後取り扱うhttpサーバー関連のhtmlやスクリプトなど
- 微妙だけど今後取り扱うDBデータ
- 今はまだ無いが、自作したりコピーしてきたシェルスクリプトやemacs lispなど
よく考えたら4.や6.は3.のsvnで管理しちゃえばいいから3.のバックアップだけでいいや。
2.は定期的に管理しているメールフォルダを圧縮tarボールにしてSMBで共有しているディレクトリにコピーして、それを1.の定期バックアップ時にひろってもらおう。
今回はその仕組みを用意する時間とタイミングではないので、メーラーでIMAPフォルダのメールをローカルにコピーしてしまおう。
3.や5.はそれぞれにバックアップの取り方が必ずある。
それぞれの方法で定期的にバックアップをとった後、これらも2.と同じように1.の定期バックアップにひろってもらう。
ということで問題は1.のバックアップだ。
所詮のこり280GB程度のハードディスクだ。
更新差分を記録したバックアップは一応考えなくていい。
バージョン管理が必要なやつは全部svnのリポジトリにつまっているし、昔消しちゃったデータ復活…ってできたら確かに安心だけど…。
ハードディスク容量も全部使うわけにはいかない。
もともと作業用ハードディスク1.が枯渇してきたから急遽用意したハードディスクだ。
その用途にも当然使う。
多く使えてバックアップ用途に使えるのは230GBくらいか。
けれども最初の1回は仕方ないにしろ、その後のバックアップはシステムのリソースを食われたり、その時間が長く続くようでは使い物にならない。
常用しているハードディスクではないので、理想としては「(このハードディスクを)使ったときに、規定の時間以上前回のバックアップから時間がたっていたら、バックグラウンドでバックアップ作業」がいい。
そこでちょいと昔購入したバックアップソフトを思い出した。
Acronis True Image 10 Home
今は11とバージョンアップしているが、機能的には十分だし、お金がないのでこれを使うことにした。
今回は定期的にとかは忘れて、とにかくバックアップをとることに専念する。
ターゲットはSMBで共有されているディレクトリをネットワークドライブとして利用している領域全部だ。
Acronis True Image 10 Home説明書をよく読み、とりあえずAcronis セキュアゾーンとかいう別パーティションを作成した。
後で消したり、容量を変更したりが可能なので想定している230GBを確保した。
ここにデータをバックアップしていく。
ネットワークドライブといっても結局仮想的なものなので今回はファイルやフォルダを選択してバックアップする方式でバックアップをとる。
完全・増分・差分とバックアップする方式が3つあるが、一番はじめなのでとにかく完全バックアップをとる。
今後定期的にバックアップをとるなら増分バックアップになるだろう。
セキュアゾーンがいっぱいになったら、また完全バックアップをとればいい。
バックアップ履歴(最初の完全バックアップとそれに連なる増分バックアップ)は消えてしまうものの、その分容量が空いて、またバックアップをとっていくことができる。
で完全バックアップを指定して実行し、一晩寝て、朝起きて確認してみると…。
終わってない…?
時間がかかって終わっていないというわけではないようだ。
どうもある動画ファイルをバックアップしようとして、そのまま止まっているように見える。
クライアントとサーバーの両ハードディスクともアクセスされているような音もないしアクセスランプも反応がない。
ということで延々とスレッドが動き続けて、キャンセルを押しても止まる雰囲気がない。
仕方ないのでタスクマネージャからプロセスを殺して再度完全バックアップをとる。
今度は止まってしまったファイルと同等のカテゴリ(自分的な)ファイルはあきらめてバックアップしてみる。
別作業をしながら様子を見ているとまたアクセス音がしなくなった。
やはり何らかの動画ファイルで止まっている。
と…いうことを3回繰り返した後、結局3カテゴリに属する動画ファイル群をバックアップしようとすると止まってしまうようだ。
念のためSMBディレクトリとしてマウントしているドライブをfsckでチェックしたものの、修復されるような致命的なエラーはなく、結局どうやってもこの3カテゴリのファイルはまとめてバックアップをとることができなかった。
ネットワークドライブ先だからこんなことになるんだろうか?
まぁここで立ち止まっていては本来のサーバーのバージョンアップにたどり着かなくなってしまうので、これら3カテゴリのファイルはただのファイルコピーでバックアップをとっておいた。
今度本格的にバックアップをとるときに調査することとしよう。
では復元のテストをしてみよう。
復元するときにバックアップしたときと同じ場所か、新しい場所か選択できるので、新しい場所(ローカルのディスクトップ)を選択して数ファイルの画像ファイルを復元してみた。
カリカリっとアクセスしたあと、プログレスバーが右端までカリカリという音と同期して右端まで埋まる。
無事ファイルは復元された。
これで無事サーバーのバージョンアップができる…と考えながらテストで復元したファイルを消そうとしたとき、問題は起きた…フォルダやファイルが消せない。
???よくあるプロセスがファイルを放さないで終わってしまったあれだろうか?
と思いWindowsを再起動して削除…消せない。おきまりのダイアログが出る。
…ということはあれだ、アクセス権がない的なことじゃないだろか?
試しにバックアップの復元先をバックアップ元と同じ場所…ではないものの同じネットワークドライブ先にフォルダを掘ってそこに復元してみた。
無事復元、削除も可能だった…やっぱりバックアップ元ファイルのアクセス権が関係しているっぽい。
でもこんなこと気にしてたらバックアップと復元ってどんだけ大変な作業なんだよ…ということになる。
きっとアクセス権関係の設定がAcronis True Image 10 Homeにはあるはずだ…と隅々までバックアップや復元の項目を読んだが見あたらない…?
アクセス権とかそういう語句じゃないのかな…と、もう一度全部の語句を注意深く読んでいく…あった「セキュリティ」だ。
バックアップ時にはファイルのセキュリティ設定をアーカイブに保存するかどうか。
復元時にはファイルのセキュリティ設定を保存された設定で復元するかどうか。
がオプションで選択できるようになっていた。
セキュリティ設定は大切なので当然アーカイブには保存しておいたほうがいいだろう。
どうせ復元するときに選べるし。
今回のような場合はセキュリティ設定は復元しない設定でファイルを復元すればいい。
今度はその設定でローカルのディスクトップに復元してみて削除してみる。
無事に削除できた。
しかし…この削除できなくなったファイルはどうしよう?
何やっても消せないぞ?
たぶんこのファイルの権限を持っている人はどこにも存在しないんじゃ…?
うん?WindowsのいわゆるLinuxでいうroot権限を持った存在って誰?
WindowsXPのHomeだからAdministrator権限もってるのって私のアカウントじゃないの?
ということで調べてみた。
とりあえずWindowsXPのHomeでも裏できちんと管理者権限の管理はやっているらしい。
Professionalのような管理者権限を確認するダイアログはHomeでは出せないらしい。
じゃーどーすりゃええの?
方法は2つ。
HomeでNTFSの権限操作をしたい場合
- cacls.exeを使用する(コンソール)
- セーフモードで立ち上げてAdministratorでログインする
なるほど…GUIでやりたいから後者でやってみるか…
問題のフォルダかファイルを右クリックして
「セキュリティ」タブ -> 「詳細設定」ボタン -> 「所有者」タブ
所有者をAdministratorに変更。
これであとはセキュリティ設定を好きにかえることができるので、誰でもフルアクセスできるようにすれば無事削除できるようになるだろう。
セーフモードから再起動して自分でログイン。
ファイルを削除してみると無事削除できた。よかったよかったよぉ~。
さぁこれで安心してサーバーをいじれるぞぉ。
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